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REAL TECH FUND

リアルテックファンドから、高品質次世代抗体を開発するEMEに出資を実施しました

2017.11.13
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EME_Release

リアルテックファンドは、進化分子工学※1ハイスループットシステムによる高品質次世代抗体を開発する株式会社Epsilon Molecular Engineering(以下「EME」)への出資を行いました。

特定の抗原と反応することで、副作用が少なく高い効果が得られる抗体医薬品は、全世界の医薬品売上ランキングで上位を占めており成長著しい分野ですが、一方でその抗原となる対象分子が少ないという課題を抱えています。抗体医薬品のターゲットとなる抗原の40%は膜タンパク質※2(GPCR)であり、これらに対する潜在的次世代抗体候補を効率良く探索することが求められています。
EME社は、1014(10)兆と従来のラクダ科動物の血液から得られたライブラリの100万倍もの多様性を有する超多様化ライブラリ※3を作製する技術、ライブラリから有望な次世代抗体を自動的にスクリーニングする技術と、膜タンパク質を活性のある形で人工脂質膜上に提示する技術の3つのコア技術により、ハイスループットシステムを構築し、潜在的次世代抗体候補を迅速に探索することを可能としました。EME社の技術により、従来の構造科学的アプローチに比べ1/5の期間での抗原候補の探索を可能とし、多くの次世代の抗体医薬品が多数生み出されることが期待されます。

なおEME社では、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)による平成29 年度「研究開発型ベンチャー支援事業/シード期の研究開発型ベンチャーに対する事業化支援」助成事業(以下、STS)の採択を受け、次世代抗体開発を加速させて行きます。

今回リアルテックファンドは、EME社が第三者割当増資により発行する株式を引き受けるとともに、NEDOのSTSにおける認定VCとして同社の研究開発や販売・マーケティング活動等を支援していきます。

※1 進化分子工学…生物の進化過程を応用し、新規機能分子を設計する学問領域

※2 膜タンパク質…細胞などの生体膜に埋め込まれたタンパク質。膜タンパク質は本来の構造を保つことが難しいため、抗体医薬品開発は非常に困難

※3 ライブラリ・・・多様な次世代抗体の集団

 

EMEの詳細は以下ポートフォリオページをご参照ください。

ポートフォリオページ

ご参考:運営会社の一社である株式会社ユーグレナインベストメントより以下プレスリリースが発表されています。
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