
株式会社キノテック


亜鉛リサイクルの世界的課題を解決する
キノテックは、鉄鋼電炉ダスト(産業廃棄物)から純度99.99%以上の亜鉛をリサイクルする技術を保有するベンチャー企業です。東京大学 新領域創成科学研究科物質系専攻 松浦准教授らの研究グループとの共同研究により、世界初の亜鉛リサイクル技術を目指しています。
TECHNOLOGY
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CORE TECHNOLOGY
CO2フリーで電炉ダストから塩化亜鉛を回収
東京大学 松浦准教授らの選択塩化法という技術は、電炉ダストを塩素と空気の混合ガスで反応させ、塩化亜鉛として回収する技術です。この技術は従来法と違い、回収の際に二酸化炭素を発生させない環境に優しいリサイクル技術です。

02
CORE TECHNOLOGY
純度99.99%以上の亜鉛リサイクル技術
当社の溶融塩電解法という技術は、この選択塩化法により回収した塩化亜鉛を、最終的に純度99.99%以上の亜鉛として電気分解し、リサイクルすることが可能です。世界中で亜鉛の鉱石が枯渇してきており、また非資源国である日本に必要な技術として注目されています。

COMPANY INFO
設立 | 2004年4月24日 |
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代表者 | 代表取締役社長 母里修司 |
資本金 | 2,459万円 |
事業内容 | 鉄鋼電炉ダストを原料とする省エネ型高純度電気亜鉛製造プロセスの開発 |
WEB | http://www.kinotech.jp/ |

代表取締役社長 母里修司
リアルテックファンドは、技術やビジネスに対して非常に真摯に取り組んでいる印象を持ちました。初めて出資の話をいただいてうれしかったですし、自分たちもやってみようと思いました。
代表取締役社長 母里修司
Growth Manager
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グロースマネージャー 室賀 文治
環境汚染は世界的な規模で加速的に進んでおります。この課題において我が国の誇るリサイクル技術が近い将来に大きく貢献できると期待されています。キノテック社は現在、東京大学と共同で亜鉛のリサイクル技術を開発中であり、一日も早く実社会への技術の実装が出来るよう、私たちも応援しております。
グロースマネージャー 室賀 文治